2016年 10月 の投稿一覧

Googleアナリティクスの基本用語20選!

「Googleアナリティクスを使い始めてはみたけれど、専門用語が多くて分かりにくいなー…。」

 導入して間もない方からはよくこんな意見を聞きます。Googleアナリティクスはアクセス解析のツールとして様々な情報を提供してくれます。なのに、その分析内容を理解できなかったら少しもったいないですよね。そこで今回はGoogleアナリティクスを読み解くための基本用語を20個厳選して紹介してきたいと思います。これを読めば、あなたも快適なアクセス解析ライフを満喫できることでしょう。

 

ユーザーサマリーのページ

 Googleアナリティクスから得られるデータの中でも特に重要なチェック項目の一つがこのユーザーサマリーのページです。ピンク線の囲いの中の重要用語を見ていきましょう。

セッション:

サイトへの訪問数を指します。具体的には、サイトに訪問してから離脱するまでのことを指しています。

例えば、あるユーザーが1回の訪問で記事A→記事B→記事Cと渡り歩いてから別のサイトに移った時、セッションは「1」でカウントされます。このユーザーが測定期間内に再びサイトに訪問し、離脱した場合、セッションは「2」でカウントされます。

 これは補足ですが、何をもって離脱とするのかを確認しておきます。Googleアナリティクスにおいて、「サイトを出た」と判断される基準は以下の3つです。データを解釈するときの参考にしてみてください。

・30分以上操作がなかった場合

・日付をまたぐ場合

・参照元が変わった場合(例えば、最初は検索してサイトに訪問し、一度サイトを出る。その後外部リンクからサイトを訪問、などのケース。)

 

ユーザー:

サイトを訪問してくれた方々の人数です。どれだけの人がサイトを利用してくれているかを知る指標となります。

 セッションが1回1回の訪問から離脱までを計測するのに対し、ユーザーは固有のユーザーを追っています。例えば、同じユーザーが朝と夜にサイトを訪問した場合、セッション数は「2」ですがユーザー数は「1」のままです。

 ただし、訪問する人物が同じでも、違うブラウザや違う端末からサイトを訪問した場合は別のユーザーとしてカウントされます。例えば、Aさんが同じ日にスマホとPCそれぞれで同じサイトを訪問した場合、ユーザー数は「2」とカウントされます。

 

ページビュー数:

 サイトの中で見られたページの数を表します。1回のセッションの中で同じページを2回見た場合、その分のページビュー数は「2」とカウントされます。例えば、記事A→B→A→C→B→離脱という経路をたどった場合、この分のページビュー数は「5」となります。

 セッション、ユーザー、ページビュー数は混同しやすいので注意しましょう。

 

新規セッション率:

 測定期間内に、あなたのサイトを初めて訪問してくれたユーザーの割合を指します。

 

直帰率:

 ユーザーサマリーに載っている直帰率は「サイト全体の直帰率」を指しており、全体のセッションのうち何%が直帰したかを表します。なお、「直帰」とは、1ページだけ見てサイトから去ってしまうことを指します。

 サイト全体の直帰率とは別に、「各ページの直帰率」もあります。これは、「そのページから始まった全てのセッションのうち、そのページで直帰したセッションの割合」のことです。サイト全体の直帰率と各ページの直帰率は以下の式で算出されます。

・サイト全体の直帰率 = 直帰した訪問数 ÷ 閲覧開始数 × 100

・各ページの直帰率=

そのページで直帰した訪問数 ÷ そのページから閲覧を開始した訪問数 × 100

 

離脱率:

 ユーザーサマリーのページには載っていませんが、直帰率と混同しやすいのでここで説明しておきます。離脱率とは、集計期間中のページビュー数に対する離脱数の割合を表す指標のこと。「サイト全体の離脱数」と「離脱ページごとの離脱率」が存在し、以下の式で算出されます。

・サイト全体の離脱率=サイト全体の離脱数÷サイト全体のページビュー数×100

・各離脱ページの離脱率=

 該当ページで閲覧終了したページビュー数÷該当ページ全体のページビュー数×100

 

(補足)直帰率と離脱率の違い

 直帰率と離脱率、なんだか似ていますね…。そこで少し補足説明します。区別のポイントは、直帰率がセッションを、離脱率がページビュー数をベースにしているところです。具体例で理解を深めましょう。

(問)ページBの直帰率と離脱率をもとめましょう。

月曜日B→A→C→離脱

火曜日A→B→離脱

水曜日B→離脱

木曜日C→B→離脱

金曜日A→離脱

 

(答え)

各ページの直帰率=

そのページで直帰した訪問数 ÷ そのページから閲覧を開始した訪問数 × 100

なので、

ページBの直帰率=1÷2×100=50(%)

 

次に離脱率ですが、月~金にかけてページBの閲覧数は全部で4つあります。さらにその中で、ページBの直後に離脱した訪問が3つあります。これを式に当てはめると

各離脱ページの離脱率=

該当ページで閲覧終了したページビュー数÷該当ページ全体のページビュー数×100

=3÷4×100=75(%)

 

集客チャネルのページ

 ユーザーがどのような経路でサイトに来てくれているかが分かる集客チャネルのページです。こちらも非常に重要なページです。用語を確認しておきましょう。

Organic Search:

 GoogleやYahoo!などの検索エンジンからのアクセス。

 

Social:

 ソーシャルメディアからのアクセス。TwitterやFacebook、mixiなどが対象となっています。

 

Referral:

 外部サイトに貼られたリンクからのアクセス。

 

Direct:

 URLの直接入力や、メルマガ、ブックマークなどからのアクセス。

 

Paid Search:

 リスティング広告など、検索結果に連動して表示される広告からのアクセス。広告を出し、クリックをしてもらうと費用が発生するのでPaidとなっています。

 

Display:

  ディスプレイ広告からのアクセス。

 

その他

 ランディングページ:

 訪問したユーザーが最初に見たページを指します。たとえ直帰するユーザーでも確実に目を通すページであり、コンバージョンを上げるための重要なファクターになってきます。

 

離脱ページ:

 ランディングページとは逆に、訪問時にユーザーが最後に見たページを指します。

 

イベント:

   サイトを訪れたユーザーの特定の行動のこと。具体的には広告リンクのクリック、動画の閲覧、ファイルのダウンロードなど。

 

リアルタイム:

 今、この瞬間にウェブサイトを訪問しているユーザーの行動をチェックできるレポートのこと。

 

トラフィック:

 あなたのウェブサイトを訪問してくれたユーザーの訪問経路を表示する項目です。Twitterから来たのか、検索から来たのか、どこのサイトからの流入が多いのか少ないのかなどが分かります。

 

デバイス:

 パソコンやタブレット、スマートフォンなど、ユーザーがサイト訪問に使用する機器を指します。

 

参照元:

 あなたのウェブサイトを訪問する元となったサイトのこと。

 

おわりに

 基本用語20選、いかがだったでしょうか。「基本」と言いつつ定義が複雑だったり混同しやすかったりする用語もいくつかあるので注意しましょう。皆さんのアクセス解析が少しでもスムーズになることを祈っています。ではまた!

Googleアナリティクスでコンバージョン設定!【目標を定めよう】

 今回はGoogleアナリティクスにおけるコンバージョンの設定に関して書いていきたいと思います。アクセス解析の質をより高めるための大事なステップアップです。初心者の方にも分かりやすいよう一から説明していくので、気負わずにやっていきましょう!

 

コンバージョンって何だっけ?

 設定に関して学んでいく前に、そもそもコンバージョンとは何なのか、もう少し具体的におさらいしておきましょう。

 コンバージョンとは、「変換」「転換」などを意味する英単語です。サイト運用の分野では、サイトの閲覧者が、企業の望む行動を起こすことを言います。例えば、商品販売サイトであれば商品の購入数が、コミュニティサイトであれば会員登録者数が「企業の望む行動」にあたります。いわばウェブサイト運用におけるゴールのようなものです。

 Googleアナリティクスで目標を設定することで

コンバージョン数(CV数):コンバージョンを達成したセッション数

コンバージョンレート(CVR):コンバージョンを達成した割合

などを測定できるようになります。

 

なぜコンバージョンの設定が大事なのか

 皆さんは「G-PDCAサイクル」という言葉をご存知でしょうか。これは既存の「PDCAサイクル」に「Goal(目標)」を付けた言葉です。Planの前にGoalを定め、サイクルを一循させ、反省をもとにまた新たなGoalを定める…。Goalは言わばPDCAサイクルにおける軸のような存在です。このサイクルを循環させることで、ビジネスの質はより効率的に高まっていきます。

 アクセス解析もまた然り。正しい目標が定まっていなければ、その後の改善施策も的ハズレなものになりかねません。取り扱うサイトのコンバージョンを伸ばしていくためにも、正しい目標設定を行い、改善を重ね続けることが大切です。

 

Googleアナリティクスで測定できるコンバージョン

 Googleアナリティクスで測定できるコンバージョンは大きく分けて4種類あります。それぞれの概要を見ていきましょう。

1.目標URL:

特定のページやスクリーンが読み込まれることによってコンバージョン達成

例:「ご注文を承りました」のページにアクセスした場合

2.訪問の滞在時間:

セッションが一定以上時間継続した場合にコンバージョン達成

例:特定のウェブサイトに15分以上滞在した場合

3.訪問した際のページビュー数/スクリーンビュー数:

サイトにアクセスしたユーザーに、一定数以上のページまたはスクリーンが表示された場合にコンバージョン達成

例:特定のウェブサイトで3ページが読み込まれた場合

4.イベント(サイト内での特定の行動):

イベントとして定義された操作が発生した場合にコンバージョン達成

例:動画再生や広告のクリックなどがなされた場合

 

 今回は初めてのコンバージョン設定ということで、「①目標URL」の設定方法を具体的に説明していきたいと思います。なぜ①かというと、コンバージョンの設定において一番測定対象になりやすいのが①だからです。まずは基本を押さえていきましょう。

 

目標設定の手順

1.何を目標とするか決める

 まずは具体的に何を目標として設定するのかを決めてしまいましょう。目標はウェブサイトの内容や業種によって様々ですが、

・会員登録

・商品の注文

・資料請求

・サービスへの申し込み

などが具体的に挙げられます。

 

2.目標となるページのURLを調べる

 実際に、自分のサイトの目標となるページまで行ってみましょう。そしてそのページのURLをメモ帳などにコピーしておきます。(下の画像は例としてAmazonの注文完了画面を載せています。)

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3.Googleアナリティクスでの大まかな手順

・トップページから「管理」をクリック

 

・画面右側の「ビュー」にある「目標」をクリック

 

・「新しい目標」をクリック

 

・最初の「目標設定」は「カスタム」をチェックして「続行」をクリック

 

 

・次の「目標の説明」では目標の名前とタイプを決めましょう。今回は注文完了ページが目標となるので、名前は「注文完了」としました。また、「タイプ」は「到達ページ」にしましょう。入力が済んだら「続行」をクリックして先に進みます。

 

・「到達ページ」に目標とするページのURLを入力します。入力するURLのドメイン部分は不要なので、そのあとに続く”/”から始まるURL部分だけを入力しましょう。例えばZZZ.com/ordercomp.htmlが目標ページのURLならドメイン部分のZZZ.com以降の/ordercomp.htmlだけを入力すればOKです。最後に「保存」をクリックすれば目標設定は完了です。お疲れ様でした!

 

 

おわりに

 いかがだったでしょうか。目標をこまめに設定・確認し、改善を続けることで、CV数やCVRの増加を目指しましょう。ではまた!

Googleアナリティクスの初期設定【初心者必見】

「アクセス解析の重要性は分かった!Googleアナリティクスを導入しよう!」

「でも最初の設定ってどうやるのかな?

「そもそも何を設定すべきなの?

そんなアナタのために、今回はGoogleアナリティクスの初期設定について解説していきたいと思います!これを読んで、快適なアクセス解析に向けた第一歩を踏み出してみましょう。

 

やることは3つだけ!

 初めての設定となると少し身構えてしまいますが、とりあえずやるべきことは以下の3つだけです!順番に見ていきましょう。 

1.Googleアカウントの作成

2.Googleアナリティクスの登録

3.トラッキングコードの設置

 

1.Googleアカウントの作成

 まずはGoogleアカウントの作成を行いましょう。Googleアナリティクスのトップページから、「アカウントを作成」をクリックします。

 すると、Googleアカウント登録の画面に移動しますので、「アカウントを作成」をクリックし、案内に沿って登録を完了させましょう。

 

2.Googleアナリティクスの登録

 アカウント登録後、トップページから「ログイン」をクリックすると以下の画面が表示されます。では「お申し込み」をクリックしてGoogleアナリティクスの登録を始めていきましょう。 

 では基本情報を入力してきましょう。このページで設定することは主に5つあります。

1.アカウント名(必須)

 サービス名や個人名など、分かりやすい名前をつけましょう。特に複数アカウントを持つ場合は管理しやすいように名前を区別することが大切です。アカウント名は後で変更することも可能です。

2.ウェブサイト名(必須)

 Googleアナリティクスを用いたアクセス解析の対象となるウェブサイトの名前を入力しましょう。

3.ウェブサイトのURL(必須)

Googleアナリティクスを用いたアクセス解析の対象となるウェブサイトのURLを入力しましょう。URLの先頭は「http://」または「https://」を選びます。サイト全体が暗号化(SSL化)している場合は「https://」を選びましょう。また、URL末尾の「/(スラッシュ)」は不要なので気をつけましょう。

4.業種

 プルダウンメニューからウェブサイトの内容に一番近いものを選びましょう。「金融」「ヘルスケア」「ゲーム」など多種多様です。分析項目次第では選択した業種によって内容が異なってくるものもありますので、正しく選びましょう。

5.レポートのタイムゾーン

 国内で使用するのであれば「日本」で設定しておきましょう。

 データ共有設定では、Googleアナリティクスで集めたデータを、他のGoogleサービスなどと共有するかどうかを設定します。特別な事情がない限りは全てチェックがついた状態で問題ありません。

 入力が終わったら、一番下に「トラッキングIDを取得」という箇所があるのでそこをクリックしましょう。最後に、「Googleアナリティクス利用規約」というものが出てきます。プルダウンメニューで国を「日本」に設定し、内容を確認した後に「同意する」をクリックします。

 以上でGoogleアナリティクスの登録は完了です。しかしあと一つだけ、どうしてもやっておきたいことがあります。もうひと踏ん張りなので頑張っていきましょう!

 

3.トラッキングコードの設置

 初期設定のラストはトラッキングコードの設置です。

「トラッキングコード…?何それ聞いたことない…。」

という方も多いと思いますので、イチから説明していきたいと思います。

 

トラッキングコードとは

 トラッキングコードとは、アクセス解析をするために、サイトの各ページに埋め込まれたコードのことを言います。そもそもGoogleアナリティクスがアクセス解析するためには、それぞれのページで専用のプログラムが動作する必要があります。そこで得られたデータがGoogleのサーバーに送信され、蓄積することで分析に役立つ情報となっていくわけです。すなわち、ウェブサイトの各ページでGoogleアナリティクスを適切に動作させるためには、このプログラム=トラッキングコードを設置する必要があるのです。

 ちなみに、トラッキングコードはJavaScriptという非常にメジャーなプログラム言語で書かれており、扱える人が多数います。これは数あるアクセス解析ツールの中でもGoogleアナリティクスを利用するメリットの一つとなっています。

 

 Googleアナリティクス登録後、こんなページに飛ばされたかと思います。これがトラッキングコードのページです。このページを少し下に行くと…。

 ありました。このピンク枠で囲われた一連のコードがトラッキングコードというものです。

トラッキングコードの設置方法

 先ほど発見したトラッキングコードをコピーし、ウェブサイトの各ページに貼りつけていきましょう。具体的な設置個所としては、「</head>の直前の部分」となっています。設置が済んだらページをサーバーにアップロードしましょう。これで設置は完了です。

 ここで一点だけ注意事項を。トラッキングコードは一部だけでなく全部のページに貼りましょう!アクセス解析のためのデータを入手するためには各ページのトラッキングコードが不可欠です。Googleアナリティクスの稼働が一部のページだけになってしまっては、正確な分析はできませんよね。基本的にはコピー&ペーストで済む作業ですので、さぼらず全ページに貼りましょう。

 

トラッキングコードの確認方法

 トラッキングコードを貼りつけたら、データの受信が正常に行われているかどうかを確認しましょう。ページ上部の「管理」タグから「トラッキング情報」→「トラッキングコード」とクリックしていきましょう。「トラッキングID」のすぐ横にある「ステータス」に注目してください。ここに「データを受信しています」という文言があれば、トラッキングコードの設置は成功です。お疲れ様でした!

 逆に、「トラッキングがインストールされていません」などのメッセージが出ていた場合は、残念ながら設置がうまくいっておりません。上記の手順を参考に、どこに不備があったのか見直してみましょう。サーバーにアップロードしてからデータの受信に至るまで時間がかかる場合もあります。少し間を置いてから再度確認してみてもいいかもしれません。

 

おわりに

▼結語

 今回はGoogleアナリティクスの初期設定に関して紹介してみました。Googleアナリティクスには他にもたくさんの機能がありますが、今日の3ステップを経ることで順調な一歩目が踏み出せたといえます。他のページでは少し応用的な情報も載せていたりするので、そちらも是非チェックしてみてください。では!