2016年 11月 の投稿一覧

Googleアナリティクスの「集客」メニューを見てみよう!【ユーザーの経路丸わかり】

 今回はGoogleアナリティクスの「集客」メニューについて紹介していきたいと思います。「集客」メニューで分かること…、それはズバリユーザーの訪問経路です。このメニューを見れば、「ユーザーがどのようにして自分のウェブサイトに来てくれたのか?」が一目瞭然です。ちなみに、ユーザーがあなたのウェブサイトを訪れる直前に見ていたページを「流入元」と言います。「どこからサイトに来たか」ということですね。大事な用語なので覚えておきましょう!

 ユーザーの訪問経路を具体的に知ることで、弱い流入元への対策も容易になります。では早速流入元の詳細と確認方法を見ていきましょう。

 

4つの主な流入元

 ウェブサイトへの流入元、大きく分けて4種類あります。確認方法を学ぶ前に、まずは流入元の内容について理解を深めておきましょう。

 

Organic search:

GoogleやYahoo!などの検索エンジンからのアクセス 

 

Social:

TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアからのアクセス

 

Direct:

URLの直接入力や、メルマガ、ブックマークなどからのアクセス

 

Referral:

外部サイトに貼られたリンクからのアクセス。なお、外部サイトはOrganic searchとSocialを除いたものを指します。

 

流入元の調べ方

 では実際に流入元を調べてみましょう。

・Googleアナリティクスにログイン後、「レポート」→「集客」→「サマリー」の順にクリックしていきます。

 

 

・「上位のチャネル」に表示されている円グラフを見ると、主要4種を中心とした流入元の割合を確認出来ます。

 

 

・「サマリー」のページを少し下にスクロールすると、以下のような表が出てきます。この表の各項目をクリックすると、その流入元の具体的な内情を知ることができます。

 

 

Organic Searchを見てみよう

・「サマリー」の表の「Organic Search」をクリックすると、以下のページに飛びます。ここでは検索エンジンからの流入のなかでも、「どんなキーワードで来てくれたか」が分かります。下の表の「キーワード」のところです。

 この表、「(not provided)」がやたら多いのが少し気になりますね…。実はこれ、主にGoogle検索からの流入を示しているケースが多いです。というのも、Googleは現在、ユーザーが検索した際のキーワードを分からないようにしているからです。逆に、具体的な検索ワードが表示されているものはGoogle検索以外からの流入ということになります。

 

・さらに、画面上部の「参照元」をクリックすると、どの検索エンジンからサイトを訪問したかが分かります。

 

 

Socialを見てみよう

 「サマリー」の表の「Social」をクリックすると、どのソーシャルメディアから流入しているかが分かります。

 

 

Referralを見てみよう

 「サマリー」の表の「Referral」をクリックすると、Organic SearchとSocial以外のどのサイトからあなたのウェブサイトを訪問しているかが分かります。少し分かりにくいですが、下の画像のモザイク部分には各サイトのURLが記載されています。 

 

Directを見てみよう

 「サマリー」の表の「Direct」をクリックすると、URLの入力やメルマガからなど、直接あなたのサイトに来るきっかけとなるページやコンテンツを知ることができます。

 「(not set)」は「Googleが取りたくても取れなかったデータ」を示しています。

 

おわりに

 「集客」メニュー、役に立ったでしょうか?ユーザーの訪問経路を知ることで、より質の高いサイトの改善に取り組んでいきましょう。ではまた!

Googleアナリティクスの「行動」メニューを読み解く!

「Googleアナリティクスを導入してもう3ヶ月。そろそろ良いデータが取れてきたかな。」

「でもどこを見ればいいんだろう。項目が多すぎてよくわからん!」

 そんな方のために、今回は「行動」メニューの見方について紹介していきたいと思います。「行動」をチェックすることで、ユーザーがあなたのウェブサイト内でどのような行動をしたかが一目瞭然です。例えば、「どのページがユーザーによく見られているか」「定期的にアクセスを稼いでいる記事は何なのか」などの情報がすぐに分かります。

 今回は「行動」メニューの中でも特にチェックしておきたい項目を重点的に扱います。これを読んで、サイト改善に向けたポイントを掴んでいきましょう!

 

「行動」を見てみよう

 では早速「行動」メニューを見ていきます。Googleアナリティクスにログイン後、「レポート」→「行動」の順でクリックすると、「行動」メニューの各項目が表示されます。「ユーザー」メニューの中にも「行動」がありますが、今回見るのはそちらではないので注意しましょう。

 特に注目したいのは、「すべてのページ」と「ランディングページ」です。この2つを中心に、各項目の内容を見ていきましょう。

 

 

すべてのページ

 ウェブサイト内の各ページが、ユーザーにどのように見られているかが分かります。「行動」メニューの「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」で確認することができます。

「ページ」の列に載っているのは各ページのURL(パーマリンク)です。もし見にくければ、画面上部の「ページタイトル」をクリックしてみましょう。URLが記事タイトルに変更され、どの記事を指しているのかが分かりやすくなります。

「すべてのページ」でチェックしておきたいポイントはピンクの四角で囲われた3つの項目です。順番に見ていきましょう。

 

ページ別訪問数

 各ページへの訪問者数が分かります。左列の「ページビュー数」とは異なり、同一セッション内で何度そのページを訪れても訪問数は「1」でカウントされます。

 ページ別の訪問数を知ることで、どのページを改善すべきかという指針が立てやすくなります。例えば、読ませたいコンテンツやコンバージョンに直結するページがあるのにそのページへの訪問数が少ないという場合には、

・そのページ自体の内容を見直す

・訪問数が多いページから読んでほしいページへと誘導する

などの改善策が考えられるでしょう。

 

平均ページ滞在時間/離脱率

 平均ページ滞在時間は同一ページ内でのユーザーが留まっている平均の時間、離脱率はそのページを最後に閲覧し、サイトを離脱したセッションの割合を意味しています。平均ページ滞在時間がコンテンツの内容に対して短い、或いは離脱率が高い場合、コンテンツがユーザーのニーズを満たせていない可能性が高いです。

 

ランディングページ

 ランディング(着陸)、すなわちウェブサイトを訪れたユーザーが最初にどのページを見たかが分かります。「行動」メニューの「サイトコンテンツ」→「ランディングページ」で確認することができます。

「ランディングページ」でチェックしておきたいポイントはピンクの四角で囲われた3つの項目です。順番に見ていきましょう。

 

セッション

 セッションとは、サイトへの訪問数を指します。具体的には、サイトに訪問してから離脱するまでのことを指しています。例えば、あるユーザーが1回の訪問で記事A→記事B→記事Cと渡り歩いてから別のサイトに移った時、セッションは「1」でカウントされます。このユーザーが測定期間内に再びサイトに訪問し、離脱した場合、セッションは「2」でカウントされます。

 セッション数が多いということは、それだけ見ているユーザーが多く、改善後のインパクトも大きいということです。ページ内容の改善に着手する際は、セッション数を優先順位の指標にしてみてはどうでしょうか。

 

直帰率

 この画像の直帰率は「そのページから始まった全てのセッションのうち、そのページで直帰したセッションの割合」を指しています。もう少し柔らかい言い方をすれば、「最初に見たページの他に何も見ず、サイトを離脱してしまった」セッションの割合ということですね。

 ランディングページの直帰率が低い場合、ユーザーが流入前に閲覧した内容と実際のコンテンツの中身が食い違っている可能性があります。ユーザーの期待に応えられるよう、流入直前のコンテンツや記事自体の内容を改善してみるとよいかもしれません。

 

コンバージョン率

 コンバージョンとは、サイトの閲覧者が、企業の望む行動を起こすことを言います。例えば、商品販売サイトであれば商品の購入数が、コミュニティサイトであれば会員登録者数が「企業の望む行動」に当たるでしょう。いわばウェブサイト運用におけるゴールのようなものです。

 ここでは「率」ですから、全てのセッションの内のコンバージョンを達成した割合のことを指しています。セッション数が高いにも関わらずコンバージョン率が低い場合はページ自体の改善を検討しましょう。それとは逆に、セッション数が低いにも関わらずコンバージョン率が高い場合はそのページへの導線を強化するなどの工夫が考えられるでしょう。

 

 

サイトの速度

 ここでの「速度」とは、サイトの表示速度を指しています。読み込みの遅いページはユーザーの満足度を下げ、離脱の一因となってしまいます。

・ページを複数に分割する

・ページにある画像の枚数を減らす

などの対策をすることで、表示速度は速くなり、サイトの利用も快適になることでしょう。

 

サイト内検索

 ECサイト等で、よく検索される商品名やキーワードを知ることができます。ブログやコーポレートサイトなど、検索機能を必要としないサイトではあまり活用されない項目です。

 

イベント

 イベントは、サイトを訪れたユーザーの特定の行動のことを指します。具体的には広告リンクのクリック、動画の閲覧、ファイルのダウンロードなどが挙げられます。

 「行動」メニューの「イベント」では、こうした特定の行動を計測することができます。クリックの集計や「商品の購入」計測などに用いられることが多いです。

 

おわりに

 「行動」メニューをチェックすることで、ウェブサイト内の改善点を明確にすることができます。定期的に確認することで、効率よくサイトをブラッシュアップしていきましょう。ではまた!